私市植物園の住所やデータなど

私市植物園のいろんなデータや歴史をまとめました。

実際に私市植物園に行った感じについては、この記事もどうぞ!
「私市植物園に行ってきました!」

住所・連絡先

正式名称 大阪市立大学理学部付属植物園
住所 〒576-0004
大阪府交野市私市2000
TEL 072-891-2059
FAX 072-891-2101
メールアドレス b-garden@sci.osaka-cu.ac.jp
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データ

広さ

敷地面積255,300㎡

かなり広いです。
甲子園球場でいうと、6個分以上。

日本大百科全書(ニッポニカ)の日本の主な植物園によると、全国93の植物園の中でも、広さは17番目。

交野市にある施設にしては、なかなかの順位です。

(参考:「日本のおもな植物園」日本大百科全書(ニッポニカ) / コトバンク)

植物の種類

研究のための施設という事もあり、さまざまな植物を種子や生きたままの状態で約6,000品種、30,000本収集、保存しています。

樹木の収集が特徴

私市植物園の1番の特徴は、樹木をたくさん集めているところ。約450種類の樹木が植えられているんですが、日本原産樹木が約600種類という事で、だいたい4分の3にあたる種類の木を見ることができます。

そんな樹木を11種類の樹林として復元。植物園というよりも森みたいです。

歴史

私市植物園沿革
だそうです。

1941年   大阪市の興亜拓殖訓練道場として開設
1945年   大阪市経済局の農事練習場となる
1950年   大阪市立大学に移管され理工学部附属植物園に
1954年   開園 第1期創設事業完了とともに一般公開
1959年   大阪市立大学理学部植物園に

参考:植物園の概要/大阪市立大学理学部付属植物園

興亜拓殖訓練道場とは、満州事変後の満州国へ開拓民(満蒙開拓団)を送るため、軍事や農業などの訓練のために大阪市が作った施設。

私市植物園はもともとそんな戦争にも関連する施設が始まりだったようで、交野市そんな所があったのは驚きです。

終戦後は農業の指導を行う農事訓練所を経て、大阪市立大学に移され大阪市立大学理工学部付属植物園に。

その後理工学部がわかれて、「大阪市立大学理学部付属植物園」となります。

現在では興亜拓殖訓練道場時代の建物は残っておらず(当時の石段が残ってるみたいです)、 研究棟や作業棟などが建てられています。

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